” 長年リフォームを考えているけどなかなか家族で意見がまとまらないのでプロに相談しにきてみました” と弊社にきてくださったお客様。

リフォームをするにあたってのご要望は
・雑草が生えてこないようにしたい
・既存の景石を破棄せず上手に流用したい
・土間を延長して車が通れるよう舗装面を広くしたい　　の３つ。

日本庭園風にデザインさせていただいたお庭の一番の見ものとなる見立て池にご要望の２つ目にあります、景石の流用をさせていただきました。
黒玉石をふんだんに敷き、周りに立派な既存の景石と植栽を。池に見せかけた見立て池は実際にお水の入った池ではないものの雨が降ると水が溜まり池となり雨の日にはまた違った風情の楽しめるお庭となっております。

来客者を出迎えるようにそびえ立つ壁とアルミのフェンスはお庭のシンボルともなる存在。
和風の雰囲気をお楽しみいただけるよう壁には御影石のブロックを使用し積み重ねるような形で施工しています。
敷地に足を踏み入れた際の建築物との奥行感を楽しめる、そんな壁とフェンスのモニュメントとなりました。

もともと全体的に砂利敷き舗装だったお庭は園路をつくり、庭園内を移動する際の足元を確保するような形にしました。
洗出し舗装・コンクリート・洗出し舗装の順でつくられた園路は、洗出し舗装とコンクリートの合間に平板の御影石を敷きアクセントに。
こちらの平板はリフォーム前違うところで使用されていたものを再利用しています。
園路周りに広がる砂利も単調なデザインにならぬよう、形、大きさ、色味などをみて複数の種類を使用したり、曲線ラインと直線ラインの動線を交互に入れるなど園路と合わせて遊び心のある和風のお庭となりました。

▶この施工の担当営業　竹内徹