弊社が施工例や店舗情報を載せている住まいの専門無料誌「住まいる考房」をみてお問い合わせくださったお客様。
住まいる考房を見たのちホームページも見てくださり、お問い合わせに至ったそうです。

今回施工させて頂いたのは、駐車空間、アプローチ、門周りの三か所。

駐車空間には、シンプルなのに存在感のあるＳＣを設置致しました。
他にいくつか候補に挙がったカーポートがあったものの、設置したと仮定して作成した３Ｄの図面をみて全体のバランスやデザインのスタイリッシュさが決め手となりＳＣを施工する方向に。
柱位置は左右でこだわりがあり、左側の柱は敷地めいっぱいの場所に配置し駐車時にできるだけ障害物とならないよう配慮されています。右側の前方柱は植栽のスペースと同じ位置に、右側後方柱はセミクローズ空間となっている塀の向こう側に配置と共に空間を広く上手に使えるアイデアが施されています。
駐車スペース床面は土間コンクリートをメインに空間の色味に合わせた単粒砕石の目地を駐車位置のラインとなるような位置に施工。駐車のしやすさやデザイン性はもちろんのこと、刷毛引き仕上げで仕上げられた土間コンクリートはお掃除のしやすさも考えられています。

アプローチには「屋根がほしい」というお施主様のご要望のもと、カーポートと同じＳＣのテラスタイプを施工しました。
横並びという事もあり、雨の日や雪の日など天候の悪い日は傘いらずで、お車からアプローチまでを移動することができます。
また屋根に仕込まれたダウンライトは常時点灯のものとなっているので、日が陰っていても空間の明るさを保ってくれます。
床面舗装は、駐車スペースの土間コンクリートとは違いタイルを敷いています。それによってアプローチゾーンと駐車ゾーンの区別を付けれるようになっています。
使用したタイルは邸宅の玄関タイルと同じものを使用しているので、お施主様にとってとても馴染み深いもの。
二段ある階段も同じタイルで施工し統一感を大事にしていますが、浮遊階段にすることで単調すぎずアクセントの効いた階段となりました。

セミクローズ空間をつくりたいというご要望をいただいていたので、背の高い壁で駐車・アプローチ空間と建物側を区切るようなイメージでデザインされた門周り。
門周りにつくられた壁は門塀として、駐車スペース奥の壁は区切りの塀として活躍しています。
Ｌ字の壁（門扉左側）とＩ字の壁（門扉右側）という門扉を挟んだ二つの壁で門塀が形成されており、Ｌ字の壁に宅配ボックスとポストを、Ｉ字の壁に表札とインターホンを設置。
Ｉ字の壁が一番来客者の目に止まりやすい位置にあるため、メインの門塀としスリッド加工をいれています。門扉の色味と合わせブラウンのボードをスリッド内に入れることで一気にモダンな雰囲気も残した華やかな門塀げ出来上がりました。