正直にお伝えします。

10年ほど前、当社にて設計施工させていただいたお客様より「ブロックが割れていいる」とのご相談がありました。
現地にてクラックの入り方など調査をしてみると、いわゆる施工不良と判断せざるを得ませんでした。
お客様には正直にお伝えし、部分的なやり替えや意匠性をあげる補修などのお話をさせていただきました。

すると「門構えをおしゃれに屋根付き駐輪場を兼ねた形にやり直したい」という計画をお持ちであることを伝えられました。

施工不良があったにもかかわらず当社も「ご提案することは可能でしょうか？」とお聞きすると「お願いします」とのチャンスを。

当然、補修もしくは部分やり替えの費用を減額し工事に至ったという事実を正直にお伝えします。

何とかご満足をという気持ちと名誉挽回という気持ちの中、お引き渡し時にいただいたお言葉とりんごジュースは心に染み、仕事冥利に尽きるという感覚を覚えました。

ご迷惑をおかけしたこと誠に申し訳ございませんでした。そして再度チャンスをいただけたことに感謝申し上げます。

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