台風対策に熱中症予防。真夏のガーデニングを楽しむ際に注意することは?
夏は草花が最も勢いを増す時期です。
草むしりや庭木の手入れなどガーデニングに精が出る方も多いのではないでしょうか?
でも、夏のガーデニングは他の季節に比べて注意をすることがたくさんあるのです。
熱中症は突然起こる
夏になると、35度を超える猛暑日が増えてきました。それとともに熱中症で病院に担ぎ込まれる人も増えています。
熱中症にかかった状況は様々ですが、その中の一つに庭仕事、つまりガーデニング中に熱中症になったという事例も少なくありません。
『それは炎天下に帽子もかぶらずに作業をしていたのでは?』
と思う方もいるかもしれません。
しかし、ガーデニングをしていて熱中症にかかった方の中には、きちんと帽子をかぶり、朝の涼しいうちに庭仕事をしていたという方もいるのです。
熱中症というと、夏も厳しい日差しや高い気温が原因というイメージがありますが、ミネラルと塩分の不足、つまり汗のかきすぎも原因の一つです。
しかも熱中症は『おかしいな』と思った時にはすでに動けなくなる直前、という場合もあり、そのまま意識を失ってしまうこともあります。
熱中症を防ぐポイント
ガーデニング中の熱中症を防ぐには以下のことに注意をして行いましょう。
- 午前中、夕方などの日差しが弱く涼しい時間帯に作業をし、決して油断はしない。
(必ず帽子をかぶりましょう) - 意識して喉が渇く前にこまめに水分補給をする。
(熱中症になるとかえって喉は渇かない) - 水分補給は水やお茶よりもスポーツドリンクで。
(ミネラルや塩分も一緒に補給する) - 長時間作業をしない。
(目安は二時間まで)
基本的なことですが意識することで熱中症のリスクはかなり低くなるでしょう。
あとはいざという時のため、携帯電話を身に着けて助けが呼べるようにしておくことも大切です。
では、次に夏の嬉しくない風物詩、台風からお庭を守る方法をご紹介します。
台風の風力を甘く見ないこと
台風で恐ろしいのは大雨と強風です。
特に風は強くなると小さな鉢植えくらいは軽く吹き飛ばされてしまうでしょう。
それが自分の家やご近所、通行人に当たってしまったらと思うと怖いですね。
台風が近づいてきた、とニュースが告げられたらきちんと対策を取っておくことが大切です。
台風が来る前にしておくこと
台風が来る前に以下のことをやってなるべく被害が起こらないようにしましょう。
- 植木鉢、プランターなど移動できるものはなるべく屋内、無理な場合は風が当たりにくいところに避難させる。
- 倒れそうな物は寝かせる。バラアーチやフェンス等寝かせられないものは支柱を添えて補強しておく。
- 庭木は枝葉をある程度すいて風通りをよくしておく。
- 排水溝の中を綺麗に掃除しておく。
中にはすぐにできないものもありますが、ゲリラ豪雨や、台風も大型化したり上陸の回数が増えています。
台風シーズンを迎える前に被害を最小限にするための準備を心掛けましょう。