ガーデニングの雑草対策を知りたい方へ
ガーデニングを楽しみたいけれど、抜いても抜いても生えてくる雑草に困っている人は多いでしょう。
雑草は何故次から次に生えてくるのでしょうか?
雑草の種は風や動物の力を借りて1株から大量に蒔かれ拡散します。そして、日光を浴びることで発芽し成長します。
成長した雑草を抜いて表面は無くなったように見えても地中に残った根や新しく運ばれてきた種が日光を浴びてまた生えてきてしまうのです。
こうした雑草の特徴を知った上で雑草対策について考えてみましょう。
雑草対策1 除草剤を使う
お庭に土の部分を残したい方は、雑草との闘いは避けて通れませんが一本ずつ抜くのは時間がかかって大変ですし、根が残ってしまっては見た目は綺麗になってもまた生えてきてしまいます。
根までなくして効率よく雑草の処理をしたいのであれば除草剤を使うことを進めします。
しかし、除草剤にはたくさんの種類があり、除草剤を使う場合には家庭の事情や目的に合わせて注意が必要です。選び方のポイントを押さえてご自宅の庭に合った除草剤を選ぶようにしましょう。
生えてしまった雑草を処理したいならば即効性の高い液体の除草剤を、これから生えてくる雑草を予防したいなら根や茎に作用して成長を阻害する顆粒タイプを選ぶと良いでしょう。
既に雑草が生えている庭には液体の除草剤で雑草を駆除した後に顆粒タイプで予防するのが理想です。
庭に芝や花など枯らしたくない植物がある場合は、特定の雑草だけに作用する選択制の除草剤がお勧めです。
商品によって作用する植物が異なるので購入前に確認しましょう。
小さなお子様やペットがいるご家庭では除草剤を使うのは心配な方もいらっしゃると思います。
このように安全性を重視したい方には食品添加物や食品由来の天然成分のみで作られた除草剤を選びましょう。
雑草対策2 防草シートを敷く
雑草は日光を栄養として育ちます。そのため防草シートを敷いて地面に当たる日光を遮り、雑草の成長を止めてしまうことが出来ます。
ただ防草シートを敷くだけでは殺風景でせっかくのお庭も台無しになってしまいます。
防草シートの上に砂利や人工芝を敷くと見た目も良くなります。
敷地のバックヤードには防草シートの上に砂利を撒くのがお勧めです。
砂利と言っても粒の大きさや色のバリエーションも豊富なのでご自宅の雰囲気に合ったものが選べます。
また、砂利は踏むたびに音が鳴るため、防犯対策としてもお勧めです。
皆で寛ぐメインの庭には防草シートの上に人工芝を張るのがお勧めです。
人工芝だけでもそれなりに雑草対策にはなりますが、より効果的なのは防草シートの併用です。
人工芝には防草シートと一体化したものもあります。
雑草対策3 舗装する
庭の地面に日光を当てない対策としてもう一つ、土の部分をなくし利用目的に合わせてコンクリートやレンガ、平板などで舗装するのも良いでしょう。
舗装する素材は素焼きレンガや天然石、最近はコンクリート製のレンガや平板もあります。ご自宅の雰囲気や好みに合わせてコーディネートできます。
リビングからお庭をつなげるテラスやウッドデッキを作ったり、歩きやすく小道を作ったり目的に合わせて舗装のアイデアも様々です。
まとめ
今回は雑草対策についてお話しました。
雑草を生えないようにするには、根を残さず日光を当てない事です。
除草剤は目的や用途に合わせて成分をよく見て選ぶことが大切です。
防草シートや舗装で対策する場合は、ホームセンターで材料が揃うのでDIYも出来ますし、プロに任せて提案してもらうのも良いですね。