そろそろリフォームしようかなと思ったら読んでほしい~リフォーム業者とのトラブルを避ける打ち合わせのポイント~

家のあちこちで劣化が目立ってきたり、新築時とは生活スタイルや周辺環境が変化して住まいへの困り事が出てきたらリフォームの考え時です。
リフォームをしようと決めたらリフォームの内容や金額など希望通りのリフォームになるように業者を探して打ち合わせに入ります。
打ち合わせではリフォームの内容や予算、完工日などを話し合います。この時、適当に打ち合わせをしてしまうと後々さまざまなトラブルの原因となります。
工事の際のトラブルは業者選びに失敗したことに限らず、打ち合わせの際の誤解や受け取り方の違いで発生するケースが多く、打ち合わせの仕方次第で回避出来る場合があります。
今回は理想通りのリフォームを実現させるための打ち合わせの仕方のポイントをいくつかご紹介していきます。

目次1.事前の家族会議
2.リフォームの背景を伝える
3.記録に残す
4.まとめ

1.事前の家族会議

リフォーム業者との打ち合わせの前に家族同士でリフォーム内容、予算、完工時期について話し合いをしておきましょう。
家族の意見が合わないと要望がきっちりと業者側に伝わらずトラブルの元になります。
業者に相談してから決めたい事もあると思いますが、家族で話し合うことで意見がまとまらない点を家族内ではっきりと認識して打ち合わせるることで打ち合わせがスムーズに出来ます。
また、打ち合わせには一人で行かず数人で参加すると家族同士での打ち合わせ内容の確認もでき安心です。
一人暮らし、特にお年寄り一人での打ち合わせは注意が必要です。同居していない親戚や家族と事前相談の段階から同席してもらえるようにしましょう。

2.リフォームの背景を伝える

打ち合わせはこちらの要望を伝えてリフォームの内容を決めていく場ですが、単に要望を伝えるだけでは希望通りの工事がしてもらえるとは限りません。
要望と一緒にどうしてそうしたいのかという背景も伝える事でより満足のいく仕上がりになります。
納期や予算、設置場所や大きさ、素材、色などリフォームの要望にはそうしたい理由が何かしらあるはずです。
希望の納期がある場合はどうしてその納期に間に合わせたいのか、設置場所にこだわりがあるならばどうしてそこに設置したいのか、素材に拘る理由などその結論に至った背景をしっかり伝えましょう。
そうすることで業者側も提案がしやすくなりますし、プロの視点からのアドバイスも受けられより良い内容のリフォームとなります。
そして打ち合わせで伝えた背景をしっかりと考慮して提案をした業者を選ぶ事が理想のリフォームを実現する秘訣です。

3.記録に残す

工事が始まってからの「言った」「言わない」のトラブルを避けるために打ち合わせ内容をメモに取ったり、業者の了解が得られれば録音する方法もお勧めです。
メモを取る場合は、行き違いが生じた時にお互いの証拠として出来るだけ具体的に誰が言ったかを書き留めておきましょう。
次に工事の際にトラブルが発生し易い項目を上げておきますので、打ち合わせの際に注意しながら記録に残しましょう。
・使用する素材の仕様、特徴。またその素材を使用する場所。
・依頼(見積もり)内容と工事内容が違っていたり、不具合があった場合の補償。
・予算(見積もり)内で全ての工程が完了し、途中で追加工事や請求がないかどうか。また追加工事や請求がある場合はどのような時か。
・着工日、工事日数に変更がないかどうか。変更がある場合はどのような時か。

4.まとめ

いかがでしたか?
打ち合わせ次第でトラブルを避け理想のリフォームが実現できる事がおわかりいただけたでしょうか?
ここ数年活動が活発に呼びかけられているSDGsの考え方の浸透やコスト面からもリフォームやリノベーションへの注目が集まり、施工技術も向上しています。
生活スタイルや家族構成の変化、老朽化なので普段の生活に不便や困り事がリフォームでスッキリ解決できるかもしれません。
リフォームを依頼する時は業者に丸投げするのではなく、家族と理想の住まいについて話し合い、業者に要望の背景も交えて相談して業者と一緒に問題解決をするという気持ちで打ち合わせをした方がトラブルも少なく満足の行く住まいが完成するのではないでしょうか?

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