外構にフェンスは必要?~外構フェンスの役割と設置するメリット~

家を新築する時にフェンスの設置を検討する人は多くいます。
なぜ外構にフェンスは必要なのでしょうか?
今回はフェンスの役割とフェンスを設置するメリットをご紹介します。
フェンスの設置を業者に依頼する時の注意点もご紹介するので今フェンスの設置で悩んでいる方は参考にしてみてください。

目次1.フェンスの役割とメリット
2.フェンス選びのポイント
3.フェンスはDIY出来る?
4.業者に依頼する時の注意点
5.まとめ

1.フェンスの役割とメリット

まずは外構フェンスの役割や設置するメリットについてお話していきます。
フェンスはどの様な目的で設置されどの様な役割があるのでしょうか?

1-1.外構フェンスの役割

外構でフェンスを設置する場合の役割は大きく分けて3つあります。
・境界の仕切り
・目隠し(セキュリティ対策とプライバシー保持)
・装飾
ネットやチラシで目にする外構フェンスの施工例もこの3つの例が大半です。
そしてこの3つの役割は塀とよく似ており、同じ目的で外構に塀が作られます。
塀とフェンスでは何が違うのでしょうか?
大きな違いは素材です。アルミ、スチール、樹脂、木材などの素材で出来ています。
これらの素材は加工しやすいため、メッシュや格子、スリットなどタイプも様々で色も豊富です。

1-2.外構フェンスのメリット

塀と同じ役割を持つフェンスですが、塀と比べるとどの様なメリットがあるのか見ていきましょう。
見た目の面では前述の通り、塀よりも素材やデザイン、色が豊富です。
高く積んだ塀はとても圧迫感がありますが、隙間のあるフェンスなら同じ高さのフェンスでも圧迫感は軽減できます。
そしてコストの面では塀よりも安く施工出来ます。
同じ高さの塀を作る場合でも塀とフェンスを組み合わせれば塀だけで目隠しをするよりも安価です。
防犯上は隙間のあるフェンスの方が不利に思われがちですが、隙間があることで外からの視線がシャットアウトされることがないので空き巣や不審者が寄り付きにくくなります。

2.フェンス選びのポイント

ではどの様な点に気をつけて外構フェンスを選べば良いのでしょうか?

2-1.設置する目的と場所で選ぶ

フェンスを設置する場所ごとに設置目的は異なると思います。
設置場所とそこでのフェンスの目的(役割)を考えてフェンスを選びましょう。
隣地との境界の仕切りで使用するならメッシュタイプや縦格子など簡単な物で十分です。高さも地面からブロックと合わせて1000cm程度になるのが一般的です。
同じ場所でもお隣の目線を遮る目隠しや家からの眺めを良くする装飾目的なら木製や樹脂製の目隠しフェンスが適しています。
目隠しでも道路からの視線を遮りたい場合は完全な目隠しにするより隙間のある目隠しフェンスにした方が防犯効果があります。
目隠しフェンスなら遮りたい視線のある位置から1800cmが一般的とされています。道路からの目線を遮りたいのなら道路から1800cmの高さ、お隣の視線を遮りたいのならお隣の地面から1800cmの高さとなります。

2-2.手入れの仕方で選ぶ

フェンスの素材はアルミ、樹脂、木製など種類がさまざまです。
アルミや樹脂製の物は手入れがほとんど必要ありませんが、木製の場合は定期的に塗装をしなくてはなりません。
また、装飾性が高く重厚感のある鉄製のフェンスは海の近くで使用すると錆びてしまいます。
建築地の気候風土やお手入れの仕方などを踏まえてフェンス選びをすることも大切です。
素材に関して分からないことは業者さんとよく相談をすると良いでしょう。

2-3.予算で選ぶ

装飾や形状、素材が豊富な外構フェンスは価格もそれそれによって異なり幅があります。
フェンスを業者に設置してもらう場合はフェンス代の他に施工費がプラスされます。
フェンスを設置する場所、範囲、高さを予め決めておくことも大切ですが予算を決めておくことも大切です。
業者に依頼する場合には特に予算を伝えてから相談をすると予算にあったフェンスの紹介や施工方法の提案がしてもえます。

3.フェンスをDIY出来る?

フェンスをDIYすることはもちろん可能です。
昨今のDIYブームでホームセンターで材料が簡単に購入できたり、Youtubeなどでプロの技術が紹介されているので参考にしながら設置出来ます。
しかし、防犯効果やプライバシー保持を目的に背の高いフェンスを設置するような場合は地震や台風など災害時の安全性や耐久性を考えるとプロにお願いした方が良いでしょう。

4.業者に依頼する時の注意点

フェンス工事はリフォーム業者や外構業者に頼むのが一般的です。
今はホームページを開設している業者も多くあるので施工例や施工実績、アフターフォローなどのサービス内容、口コミをチェックして選ぶことが出来ます。
はじめから一つの業者に決める必要はありません。
気になる複数の業者に見積やプランの依頼・比較をして金額や内容が気に入った業者に絞るようにしましょう。
見積もり依頼をする際は前述したようにフェンス設置の目的や予算、範囲、イメージを決めておくと打ち合わせもスムーズです。
気に入ったチラシの切り抜きや施工写真などを準備しておくとイメージが伝わりやすくなります。

5.まとめ

外構におけるフェンスの役割とメリットについてお話してきましたがいかがでしたか?
以前はフェンスというと格子状のアルミ製フェンスが一般的でしたが今は素材、デザイン、仕様も豊富で目移りしてしまうほどです。
ですのでフェンス設置の目的や予算を明確にしておくことがフェンス設置の際には重要です。
新しい住宅街にはいろいろなフェンスのアイデアがいっぱいです。
散策しながら参考にするのも良いかもしれません。

フェンスの施工例はこちら

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